ファイルサーバの構築
Windowsクライアント向けにファイルサーバを構築します。

3−1.Samba3のインストール
いちいち設定ファイルをコンソールから入力するのも面倒なのでSambaを先に入れる。
FTPを使うという手もあるけど普段使ってないからクライアントにソフトがない罠。

どうやらlibiconvとやらを先にパッチ付きで入れておく必要があるそうな。
が、今回はBINDをportsから入れたときについでに入っているので以下の作業は不要。
elis# cd /usr/ports/converters/libiconv
elis# make install
オプションとか指定しなくても勝手に設定画面がでてくるので、EXTRA_PATCHESを選択。
ちなみに既にlibiconvが導入されていた場合は以下の通り。
elis# cd /usr/ports/converters/libiconv
elis# make clean; make config; make reinstall
次にSambaの本体。
elis# cd /usr/ports/japanese/samba3
elis# make install
設定ファイルは/usr/local/etc/smb.confなので適当に編集する。
日本語対応の設定だけはきっちりしておく。
/usr/local/etc/smb.conf
dos charset = CP932
unix charset = EUCJP-MS
display charset = EUCJP-MS
unix charsetはUTF-8でもいいらしいが、特にUTF-8が使いたいわけでもないのでEUCにしておく。

最近のWindowsは暗号化された認証を使うので、Samba用のパスワードファイルを用意する。
elis# smbpasswd -a foo
fooは実際のユーザ名、-aはユーザの追加時のみ必要なオプション。

設定が完了したらSambaを起動する。昔の起動スクリプトは実行権与えるだけで動いたけど、
最近のはrc.confにエントリを追加しないとダメらしい。
/etc/rc.conf
samba_enable="YES"
で、起動スクリプトはいつもの場所に。
elis# /usr/local/etc/rc.d/samba start
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